杖をどららの手で持つのかわからない
はじめて杖を手にしたら迷ってしまいますよね
長さを調節できる杖だけど最適な杖の長さってどうするの?
握り方に迷う、自己流でもいいの
杖は悪い足の反対側(健側)の手で持ちます。はじめて杖を利用される方には誤解が多いようです。利き手が右手なので右足に痛みや不安があるのに、患側の右手で杖を持っている方を多く見かけます。これでは患側の足の荷重を和らげることができません。
杖を握る場合は、シャフト(支柱)の中心に重心がかかるように握ります。左図のように人差し指と中指がシャフトをまたぐように握るか、または親指と人差し指でシャフトに沿うように握る方法が良いです。間違った握り方をすると不安定になり危険なのでご注意ください。
杖の長さを決める目安にはいくつか方法がありますが、ご利用者様の身長÷2+3cmが目安としてわかりやすいでしょう。後は実際に突いてみて微調整されるといいでしょう。また腰が曲がって少し前傾姿勢の方は、前傾のままの身長で算出してください。つま先から20cmから30cmさきに杖を突いたときに自然にひじが曲がった状態で、肩の高さが水平になっていれば理想です。